電子ブレーカー

【新型コロナ感染リスク低減割引】開始します。​​​​​​

期間:2021年8月1日から新型コロナ収束まで。
目的:人との接触機会を減らし、感染リスクを少しでも減少させる為。
条件:Web上のC-Robot経由で電子ブレーカーのシミュレーションまたは見積りを取得された方。入力の仕方が分からない場合はサポート致します。

電子ブレーカー

下記にて電子ブレーカーに関して細かく説明いたします。

普段使用しない専門用語などもあり、読み進め易い内容ではないかもしれません。

簡単に概略を知りたい方へはマンガ版をご準備しております。

電子ブレーカーについて

電子ブレーカーとは電気代の基本料金が占める個所を削減する目的で開発されたブレーカーです。
​​​​​​​その対象は200V(低圧電力)を使用している需要家となります。​​​​

右図の星マークの削減をする目的で開発された電子ブレーカーですが大前提として、

基本料金の比較

基本料金=契約電力×基本料金単価より算出されます。

基本料金単価は各電力会社(新電力含む)により差がありますが概ね1,000円強程度となっています。
​​​​​​​この単価に関しては当然個別交渉など不可能ですので固定値となります。

お察しの通り、契約電力を下げるしか基本料金を削減する方法はないという事になります。

では契約電力はどのように決定されているのでしょうか。

基本料金の比較

通常は事業所にある200V設備を全て電力会社に申請し、その総容量を基に算定される
負荷設備契約を選択されているケースが多いです。設備が多い・大きい設備があれば当然契約電力は大きくなってしまいます。
【負荷設備契約】のまま契約容量を下げるためには何かの設備を減設するしか方法がありませんが、必要だからあるもので現実的には不可能ですね。

電力会社が準備しているもう一つの契約主開閉器契約を選択する事で設備の減設なく契約電力を下げられる可能性があります。

開閉器とはブレーカーの事を指しますので、読んだ通りメインブレーカーのサイズで契約電力を算定する方法となります。
実はこの契約は皆さんにとって非常に身近で大半の方が利用している契約方法です。
ご自身のご家庭の分電盤の大基に30A、40A、50Aなどのメインブレーカーがついていると思いますが、これがいわゆる【主開閉器契約】です。
当然50Aより40Aのブレーカーを設置した方が基本料金は安くなります。
200Vの場合は先述の通り基本料金単価が高いのでなるべく小さいブレーカーを設置したいところです。
ただむやみに小さいブレーカーを設置すると停電し支障をきたしてしまいます。
ご家庭で経験ある方もいらっしゃると思いますが、ブレーカーサイズに対して許容範囲を超える電気が流れるとブレーカーは作動し、停電が起こります。
ブレーカー作動に関してはJIS規格(日本の産業製品に関する規格や測定方法などが定められた日本の国家規則のこと)により電流値の超過%と超過時間が定められています。簡単に言うとブレーカーサイズの倍の電流値が流れてもいい時間は〇分までですよ(下図参照)。といった具合です。

ブレーカーJIS規格表

ただし一般のブレーカーは今何アンペア流れているか測定しているのではなく、電気が流れるときに発生する熱を感知しているため、熱の蓄積、外気温など踏まえ、規格値のずいぶん前で作動してしまいます。
ご家庭で落ちたブレーカーを上げ、再び電化製品を動かしたらすぐに落ちたというのは蓄積された熱が冷えていないからです。
一方、電子ブレーカーは内部CPUにより現在の電流値と超過時間をデジタルで感知しているため、JIS規格の定める最大値まで作動しません。
実際は各種メーカー毎に作動時間は異なりますが、いずれにせよ一般のブレーカーでは難しい契約電力の圧縮が可能となります。
ただし全ての需要家様が必ず削減できるという訳ではございません。

電子ブレーカーは先述の超過時間に対して特にその性能を発揮できますので、オフィスで200V設備は全てエアコンといった事業所様への削減は難しいケースが多いです。逆に1回の動作時間決まっている設備が多い事業所様では削減が大きくなるケースが多いです。
導入が進んでいる業種として代表格となっているマンションはエレベーター・機械式駐車が特性にピタッとはまります。
同じ理由でガソリンスタンド・洗車場・整備業・鉄鋼業・木工業・コインランドリー・パン屋なども特性にはまる設備が多いため導入が進んでいます。
電子ブレーカーの性能と対象についての説明は終わりです。あとは削減効果と導入費用を見てのご判断ですね。とならないのが難しい所で、使用状況に応じた容量選定をしないと停電など支障をきたすケースがあります。高額販売・リーストラブルなど金銭的トラブルに発展した話もよく聞きます。ただお客様がご提案を受けている販売店のスキルを見抜くのは難しいですよね。万が一トラブルに発展した際の取り決めを行っておくなど予防線を張る事が望ましいです。
弊社ではロボットが機械的に容量選定を行うシステムを開発したことで、停電リスクを限りなく0に近づける事と、全国一律同一価格での販売が可能となりました。
詳しくは【C-Robot】ページにてご確認下さい。

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